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　平成25年度の我が国経済は、「大胆な金融政策」、「機動的な財政政策」、「民間投資を喚起する成長戦略」の「三本の矢」による一体的な取組の政策効果から、家計や企業のマインドが改善し、消費等の内需を中心として景気回復の動きが広がりました。また、企業収益の増加から設備投資が持ち直しつつあり、雇用・所得環境が改善していく下で、景気回復の動きが確かなものとなってきました。こうした中で、消費者物価（総合）は、日本銀行の「量的・質的金融緩和」の効果等により５年ぶりに0.7％程度の上昇に転じました。この結果、平成25年度の国内総生産の実質成長率は2.6％程度、名目成長率は2.5％程度と見込まれます。景気の回復は馬術界にとっても明るい材料です。兵庫地区振興会としては健全な運営に努め、加盟乗馬団体に有益な情報交換・情報共有・情報発信等の貢献できる活動をしていきます。

普及競技会の開催
初心者の乗馬普及を目的とした、第38回キャロットカップを1月25日〜26日に三木ホースランドパークで開催しました。この38回大会については35回大会から三木ホースランドパークとの共催を続けています。なお、技能認定（馬場、障害２級）を併せて実施しました。今後の課題としては、１月に兵庫県の新春大会と三木ホースランドの大会２件があり、それぞれ集客がうまくできていません。ホースランドとしても一本化したい意向があるので新春大会と共催でキャロットカップを入れていきたいと考えています。

乗馬普及事業の実施
　会員乗馬倶楽部は、兵庫県教育委員会の中学２年生対象の社会体験学習の一つの事業“トライやるウィーク”に協力して、生徒を受け入れ乗馬倶楽部の業務の一部を体験させると同時に、騎乗体験をさせ乗馬普及の一助としました。　全乗協の“大衆と馬とのふれ合いタイム推進”事業の趣旨に沿って、地域住民（子供、障害者を含む）を対象に騎乗会を催し、乗馬の普及に努めました。

その他
乗馬指導者の資格更新講習会を神戸国際会館で実施しました。兵庫地区加盟団体１９名、地区外３名、計２１名の受講がありました。主に救命とＡＥＤ使用法の練習そして乗馬クラブの事故例などの講義をしています。